謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
昨今、世界では資源を循環させ、廃棄物の発生を抑えるサーキュラーエコノミー(循環経済)への移行が急速に進展しております。一方、日本国内では埋立処分場の残余年数が20年を切り、廃棄物管理における早急な対応が求められています。
このような背景の中、当社では昨年、事業運営の効率化と基盤強化を図るため、事業本部と車両基地の新設を行いました。また、地域社会への貢献とリサイクル事業をより一層強化するため、第3工場の増設およびRPF製造施設を新設いたしました。これらを通じて、持続可能な社会の構築に向けた取り組みを推進してまいります。
さらに、株式会社大瀧商店との資本業務提携により、従来処理が困難であった廃棄物を原料とする製鋼副資材の製造に向けた新工場の計画を進めております。この提携は、リサイクルの可能性を広げ、環境負荷の低減と資源循環の促進に大きく貢献するものと確信しております。
私たちは、こうした取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた使命を果たしてまいります。今後も技術力や体制のさらなる強化を図り、地域社会と共に発展する事業運営を続けていく所存です。
本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
環境のミカタグループ
環境のミカタ株式会社
代表取締役社長 渡辺 和良