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2024/02/21

お知らせ

静岡大学との産学共同研究への参画について

この度、国立大学法人静岡大学様、株式会社マルカイ様との産学共同研究への参画をすることになりました。

近年、漁業における漁船漁業が頭打ちとなる中、養殖生産量の拡大が見られ、養殖事業に対する期待が高まっています。
しかし、養殖事業のコスト構造において、餌代が60~70%と多くを占めております。
加えて、飼料の主要成分として約70%が輸入された魚粉に依存している現状があります。

こうした問題に対応するため、アメリカミズアブ(Black Soldier Fly, BSF)を用いたバイオコンバージョン事業の社会実装を目的として、食品残さを用いたBSFの効率的な育成方法を確立することにより、養殖コストの削減と資源の持続可能な利用を目指します。

BSFを用いたバイオコンバージョン事業では、BSFの幼虫が食品残さを分解し、その過程で生産される幼虫やその他の成分を飼料や肥料などの価値のある製品に変換します。
このプロセスは、環境負荷を低減し、廃棄物を有効に再利用することが可能であり、持続可能な資源管理および循環型経済の実現に寄与します。
将来的には、BSF幼虫およびその由来成分の有効利用方法を探求し、特に養殖魚や家禽用飼料開発などを進め、循環型養殖事業の実現を目指すことを共同で検討していきます。

共同研究の内容

(1) 食品残さ利用したBSFの育成事業の検討および実施
(2) BSF育成事業から出た残さの肥料化販売の検討および実施
(3) BSFを使用した飼料製造の実施
(4) BSF飼料を使用した養殖業の実施および販売
(5) 循環型養殖事業の安定化等の検討および開拓等

共同研究関係者の役割

・環境のミカタ:BSF育成に適した食品残さ選定および提供を行い、食品残さの受け入れ枠の拡大を目指す。
・マルカイ  :BSFで育成可能な魚種の選定を行い、販売する養殖魚の安定確保を目指す。
・静岡大学  :BSFの養殖技術の確立と利用方法の開発を行う。

環境のミカタはこれからも持続可能な社会の実現に向け、これからも努めてまいります。

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