謹んで新春のお慶びを申し上げます。
本年は弊社にとって、新たな一歩を踏み出す年です。
焼津市のアースプロテクションセンター第三工場を増設し、RPF製造施設を新設する計画です。RPFとは廃棄物由来の固形燃料で、化石燃料の代替品であり石炭に比べ約33%ものCO2排出削減効果があります。
また、現在3ヶ所に分散している車両拠点を一つに集約した車両基地、および新事業所を開設することにより運搬の効率化を図り、さらなるCO2排出削減に寄与してまいります。
1975年の設立以降、弊社は静岡県を中心に廃棄物の収集運搬、中間処理、リサイクル、行政受託事業などに従事してまいりました。昨年６月にはデジタルピュアリサイクル株式会社(旧社名「シーピーセンター株式会社」)を子会社化し、デジタル機器などのリユース・リサイクル分野に進出いたしました。さらに廃棄する際の情報漏洩リスクの解決にも取り組んでまいりたいと考えております。
また、昨年９月には従来からバイオガス発電によるエネルギーのリサイクルループなどで取引があったJFEグループのJ＆T環境株式会社様と資本業務提携をすることとなりました。この業務提携を契機に、静岡県内外の企業様とも今まで以上に連携しながら環境コーディネート事業を拡大し、経営理念である「できることはもっとある」をもとに、「ゴミ」「不要なもの」という概念をなくしていくことを目指してまいります。
ものづくりで発展してきた静岡を、これからも静脈産業として経済的でエコな処理方法で支え、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
結びになりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
環境のミカタグループ
環境のミカタ株式会社
代表取締役社長 渡辺 和良
