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コラム
2024.04.16

新事業本部の始動!よりよいサービス提供に向けた新たな一歩

 

私たち環境のミカタは、新たな拠点として静岡県焼津市に新事業本部の建屋を設立しました。

新事業本部の拠点となるこの場所は、これまで2ヶ所に分散していた廃棄物収集運搬拠点を1つに集約した車両基地になり、2024年4月8日より業務を開始しています。なお、収集運搬部⾨及び⼯場の管理部⾨はすでに移転しておりますが、2024年5月1日をもって本社移転も行います。

この度の新事業本部の設立は、廃棄物収集運搬拠点を統合し、より効率的な業務体制を構築することで、人材不足という業界全体の課題に対応します。

1. 新事業本部の設立の背景

廃棄物業界は汚れや匂いが伴い、労働環境が悪いイメージから、一般的に魅力的ではない業界と見なされることが多いです。若い人が集まりにくく、常に人材不足の問題に直面しています。 また「物流の2024年問題」や、「社員間コミュニケーション不足」など多くの課題を抱えていました。

1-1. 解決したい課題

 

①廃棄物業界のイメージ

廃棄物業界は、昔から「3K」=「きつい」「汚い」「危険」と言われ悪いイメージを抱かれがちです。 また、低い報酬や劣悪な労働条件、そして業界全体のイメージの悪さが、優秀な人材の獲得を困難にしています。これらの課題を克服し、業界のイメージを改善することが求められています。

②「物流の2024年問題」

労働時間の短縮により、ドライバーの労働力が制限されることで、運送できる貨物量が減少し、物流全体が滞る懸念があります。労働時間制限により、必要なドライバーの数が増加し、すでに慢性的な人手不足に悩むトラックドライバーの確保がさらに困難になる可能性があります。この人手不足は、物流業界全体の業務効率やサービス品質に大きな影響を与え、廃棄物業界にとっても深刻な懸念です。

③ 複数拠点による社員間コミュニケーション不足

複数拠点に分散されたトラックドライバー間のコミュニケーション不足は、物流業界の課題の一つです。各拠点で個々に業務をこなすため、情報共有やチームワークが不足し、効率性やサービス品質に影響を与えます。ドライバー同士のコミュニケーションが不足することで、業務の調整やトラブル対応が遅れ、顧客満足度が低下する可能性があります。

そこでこの度、車両基地集約に伴い新事業本部を設立することで、社員の働く環境を整え、それらの課題に対応し、人材確保と社員間コミュニケーションの向上を推進してまいります。

1-2. 新事業本部設立で期待される影響

環境のミカタが設立した新事業本部がどのような役割を担うのか、また排出事業者の皆様、環境、そして私たち環境のミカタ自身にどのような影響をもたらすのか、以下にご紹介します。

 

 

◎排出事業者様への影響

廃棄物収集運搬拠点の集約により、配車システムがより効率よく運用できるようになり、排出事業者の皆様からの廃棄物回収依頼に迅速に対応できるようになります。 排出事業者の皆様の廃棄物管理業務における負担低減にも寄与し、突発的なご依頼にも迅速に対応しやすい環境を目指しております。

◎環境への影響

運搬拠点が1ヶ所に集約されるため、より効率的な車両運用が可能になり、不必要な運行を減らすことでCO2排出量の削減に貢献します。 同時に、廃棄物の収集・運搬・処理・リサイクルを一層効率的に行うことができるようになり、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。

◎環境のミカタにとっての影響

新しい事業拠点を通じて、人材の確保や事業展開の可能性を拡大してまいります。 清潔なオフィス環境や快適な食堂エリアの整備により、社員の健康促進やモチベーション向上を図り、新たな人材の獲得につなげます。それにより社員同士のコミュニケーションが活発化し、チームワークやアイディアの創造力が高まることで、業務効率と品質の向上が期待されます。 また、最新の通信環境の整備によりDX化を促進し、効率的な業務を推進してまいります。

環境のミカタの新事業本部設立は、排出事業者の皆様、環境、そして環境のミカタにとって、三方よしとなる取り組みです。

2. 新事業本部の役割

新事業本部は、廃棄物の収集・リサイクル事業における中枢を担う部門です。

事業本部業務本部の主な業務内容は、以下になります。

  • ・排出事業者様からの廃棄物収集や廃棄依頼の受託

  • ・配車管理、収集運搬、廃棄物の取り扱いに必要なマニフェストの発行

  • ・車両の保管や洗車、整備

など

また、廃棄物の回収依頼専用の新しい電話番号を設置致しました。今後の排出事業者様からの回収依頼をよりスムーズに行ってまいります。 併せて、マニフェストの送付先も新事業本部に送付のほどよろしくお願い申し上げます。

新事業本部 〒421-0212 静岡県焼津市利右衛門2619番地

 

 

2-1. 重要拠点の新事業本部

この新しい取り組みは、環境のミカタが産業廃棄物業界にとっても重要な課題である物流の2024年問題と人材不足という業界全体の課題に対処するための重要なステップとなります。

まずは、より効率的な運営とサービスの品質向上をはかり、環境問題解決に向けた取り組みを発展させていくことを目指していきます。

3. 【初公開】新事業本部の現場をお見せします

ここからは新事業本部の拠点について、実際の写真をお見せしながら各エリアをご紹介していきます。

まずは、今回の大きな役割でもある車両基地。

2ヶ所にあった廃棄物収集運搬拠点を1つに集約した車両基地となるため、ここに多くの車両が集まります。

 

 

そして、車両を管理するにあたり重要な洗車スペースも設置しました。

 

次に、こちらが新事業本部となる建物の外観です。

 

建物の中に入ると、こちらがエントランスになります。

広々とした空間にミカタくんが際立っています。ミカタくんの後ろには、大型のLEDモニターが設置されています。

 

従業員たちの業務スペースは、以下のようになっています。

その日の仕事にあわせて、席を自由に選べるスタイルです。

 

最後に、こちらは食堂エリアになっています。

ここでは従業員が、食事をする以外にも休憩スペースや簡易的な打ち合わせ場所として使用します。

 

新しい空間は私たち自身も心機一転という気持ちになり、普段の業務にも身が入ります。

ぜひ、お近くに来られた際はいつでもお立ち寄りください。

4. まとめ ~できることはもっとある~

今回は、環境のミカタの重要な取り組みである、新事業本部の設立についてご紹介しました。

この新しい取り組みは、従業員が働きやすく誇りを持って従事できる環境を整え、排出事業者の皆様や環境問題・地域社会にとって、よりよいサービスを提供していくことを目指したものです。

私たちは「できることはもっとある」という心がけを大切にし、価値がないと思われているものから価値を創造する企業を目指します。

環境のミカタは、産業廃棄物の収集や処理における効率化とサービスの品質向上に取り組んでいます。産業廃棄物の収集やリサイクルに関する疑問やお困りごとがありましたら、環境のミカタまでお気軽にご相談ください。

 

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