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コラム
2025.02.18

環境に配慮した電力供給!食品廃棄物を活用したエネルギーのリサイクルループ

 

地球温暖化や気候変動の影響が世界中で深刻化する中、化石燃料に依存する現在のエネルギー構造は、CO₂の排出や資源の枯渇が大きな課題となっています。そこで注目を集めているのが、発電時にCO₂をはじめとする温室効果ガスを排出せず、永続的に利用できる再生可能エネルギーです。

本記事では、太陽光や風力、バイオマスなど再生可能エネルギーの重要性と、環境のミカタが取り組む「未来エネルギー供給事業」について紹介します。

再生可能エネルギーの重要性

ここでは、再生可能エネルギーの概要とその重要性について解説します。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを考えるうえで、なぜ多くの企業が再生可能エネルギーに関心を寄せているのか押さえておきましょう。

そもそも再生可能エネルギーとは何?

エネルギー供給構造高度化法では、再生可能エネルギーを「太陽光、風力、その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの 」と定義しています。

つまり再生可能エネルギーとは、限られた化石燃料ではなく、短期間で再生が可能で繰り返し利用できるエネルギー資源のことです。具体的なエネルギー源としては、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマスなどがあります。

再生可能エネルギーについての詳細は、下記で詳しくご紹介しています。

再生可能エネルギーとは?メリットや種類、普及への取り組みを詳しく解説>>

なぜ再生可能エネルギーは重要なのか

再生可能エネルギーが重要とされる理由は以下の3つです。

  • ◎エネルギー源が枯渇する心配がない

再生可能エネルギーは太陽光や水力などの自然エネルギーを活用するため、永続的に利用できます。枯渇が心配されている化石燃料とは異なり、将来にわたってエネルギー源を確保することが可能です。

  • ◎発電による環境負荷を低減できる

再生可能エネルギーは、発電時にCO₂をはじめとする温室効果ガスを排出しません。世界的な課題である地球温暖化対策として有効な取り組みです。 ただし、バイオマス発電のように燃焼時にCO₂を排出するものもあります。しかし、バイオマス発電の原料となる木材などの植物由来の資源は成長過程でCO₂を吸収するため、全体としては大気中のCO₂の量に影響を与えない「カーボンニュートラル」として位置づけられています。

  • ◎エネルギー自給率を向上できる

日本のエネルギー供給は、9割近くを海外に依存しています。国産の再生可能エネルギーが主力電源となれば、エネルギー自給率が改善され、エネルギー安全保障の強化につながります。

こうした好影響が期待できる一方で、再生可能エネルギーの利用には課題も残されています。発電量が天候や自然条件に左右されやすい点、また、大規模な設備を整備するコストや設置場所の選定も、利用促進の障壁となっています。

持続可能な社会の実現に向け、これらの問題を解決しながら再生可能エネルギーの導入を促進することが求められています。

食品廃棄物から再生可能エネルギーを創出

環境のミカタでは、委託いただいた廃棄物を電力に変換して事業者様へ供給する「未来エネルギー供給事業」に取り組んでいます。

事業所から排出された食品廃棄物を環境のミカタが回収し、提携しているバイオガス発電事業者へ搬入。廃棄物をエネルギー源として発電した電力を、小売電気事業者であるアーバンエナジー※が排出事業者様へ還元します。排出事業者様は、食品廃棄物の処分をお任せいただき、エネルギーの供給源をご検討いただくことで、再生可能エネルギーで発電した電力の使用が可能になります。

また、環境のミカタが保有する工場では、屋根に設置されたソーラーパネルで太陽光発電を行い、その電力をすべてアーバンエナジーへ売電。その後、売電した電力は、廃棄物発電や他の施設で発電された再生可能エネルギーとともに、弊社工場へ供給されます。

こうした仕組みにより、弊社工場ではリサイクルループで生み出された電力に加え、再生可能エネルギーを組み合わせた電力を利用しており、産廃工場では初めてとなる工場高圧電力使用によるCO₂排出量ゼロを実現しました。

アーバンエナジー株式会社は、2013年に設立されたJFEエンジニアリングの子会社で、主に電力の売買事業を行っています。廃棄物発電や太陽光発電など、JFEエンジニアリングが建設・運営する発電所から調達した電力を中心に提供しています。

企業価値向上と再生可能エネルギー課題解決への貢献

企業が廃棄物をリサイクルして再生可能エネルギーとして利用することは、次のような企業価値の向上にも寄与します。

  • ・地球温暖化対策に取り組む姿勢を示せる

  • ・電気の地産地消に参加することで地域経済への貢献ができる

  • ・SDGsやESGの推進につながる

エネルギーのリサイクルループで発電された電力は、CO₂の排出量を大幅に削減できます。また収集から発電までを地域企業で行うため、電気の地産地消を実現している点もポイントです。リサイクルループに加わる企業が増えるほど、地域経済の活性化が期待できるでしょう。

近年は、SDGsやESGに関連する活動を評価する人が増えてきています。企業が積極的に持続可能な社会への貢献を示すことは、自社のブランディングや企業イメージの向上につながります。

また、環境のミカタの「未来エネルギー供給事業」なら、再生可能エネルギー導入の課題である「供給量の安定性」と「自社設備として導入するコスト」の解決が可能です。

まず、電力供給にはバイオガス発電に加えて太陽光発電などを活用し、安定的な電力供給を実現しています。廃棄物由来の電力だけでなく、必要な電力が不足した場合は再生可能エネルギーからも供給されるため、電力不足の心配はありません。さらに、廃棄物の回収と発電は環境のミカタと提携事業者が担うため、排出事業者様で発電設備を用意する必要もなく、スムーズに再生可能エネルギーの活用が可能になります。

まとめ

再生可能エネルギーの活用は、地球温暖化や資源枯渇の問題解決に向けた取り組みとして注目されています。

環境のミカタの「未来エネルギー供給事業」は、食品廃棄物を再利用するバイオガス発電により、廃棄物を電力として還元するという革新的な取り組みです。排出事業者様は、食品廃棄物のリサイクルによって環境負荷を軽減するだけでなく、再生可能エネルギーを提供する電力会社へ切り替えることで、より持続可能な運営が可能になります。CO₂排出量ゼロの電力を使用することで、SDGsやESGへの貢献も期待できるでしょう。

リサイクルループのエネルギー源となる食品廃棄物の回収や、再生可能エネルギーの供給について興味をお持ちの方は、お気軽に環境のミカタまでお問い合せください。

 

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